先日もレスキュラ点眼薬(イソプロピルウノプロストン点眼薬)の適応外の使い方についてお話しましたが今回も緑内障患者さんに”えっ?なんで?”という使い方をされるお薬についてお話したいと思います。
眼科の処方箋でニバジール(ニルバジピン)が処方される場合があります。
この薬はシートの裏面に「高血圧治療剤」と書かれています。
眼科で初めて処方された患者さんがこの記載に気づいて「なんで高血圧の薬がでてるの?」と不安になられる場合があります。
カルシウム拮抗剤の高血圧の薬のニバジールは、正常眼圧緑内障の眼血流量を増加させ、視野の改善に働くことがあるといわれています。そのため眼科でもニバジールが処方される場合があるのです。
同じように頭痛薬のミグシスも目の血流をよくする目的で眼科で処方されることがあります。