皆さん、こんにちは。
関東も梅雨に入り、蒸し暑い日が続いていますね…(*_*; ☔
さて、今回は、今話題の(!?)『マイナ保険証』について、皆さまにお話ししたいと思います。
そもそも『マイナ保険証』って、何?
『マイナ保険証』とは、健康保険証としての利用登録をしたマイナンバーカードのことで、病院や薬局などの医療機関で、健康保険証の代わりに利用することが出来ます。
従来の健康保険証⇒『マイナ保険証』を使うメリットって?
「そんなにいきなり”マイナンバーカードを健康保険証代わりに使いましょう”って言われても…💦なんでわざわざ変えないといけないの?何かメリットってあるの?」と思われる方も、いらっしゃると思います。
そこで、ここからは、マイナ保険証を利用するメリットをいくつかご紹介したいと思います。
メリット①:データに基づくより良い医療が受けられる
病院や薬局などの医療機関でマイナ保険証での受付をする際に、医療機関への情報提供に同意すれば、過去に処方されたお薬※1や健診情報などの情報を、医師や薬剤師が確認できるようになります。それにより、より良い医療を受けることが出来ます。
(※1:ただし、レセプト情報であるため、直近1~2か月程度の情報は確認することが出来ません。)
現時点では、薬局では主に過去に処方されたお薬の情報を活用することが多いですが、お薬手帳と補完的な役割を担うと実感しています。
例えば、当薬局では眼科が近くにあるため、緑内障の処方せんを受け付ける機会が多くあります。緑内障の治療薬の中には、喘息の既往歴がある方には禁忌といって使用できないお薬もあるので、注意深くお薬の使用歴や疾患の有無について患者さんに確認をしています。
ある患者さんは、お薬手帳を持参されていたため、まずはその内容を確認しましたが、喘息の治療歴などはありませんでした。その後、その患者さんはマイナ保険証での受付もして、薬剤情報の提供に同意されていたので、過去に処方されたお薬の情報を確認したところ、数カ月に1回、喘息の治療で定期受診をしていることが分かりました。
お薬手帳を新しいものに変えたタイミングの関係で、数カ月に1度しか処方されていなかった喘息の治療薬の情報が、お薬手帳には載っていなかったのです。
お薬手帳を忘れてしまった時なども、マイナ保険証の利用で、過去に処方されたお薬の情報を医師や薬剤師に伝えることが出来て便利ですね♪
当薬局でも顔認証付きカードリーダーを設置しており、マイナンバーカードの保険証利用に対応しております!
より良い医療を受けるためにも、ご来局の際は、ぜひマイナ保険証をご利用ください!