皆さま、こんにちは。猛暑の折、いかがお過ごしでしょうか?
連日の猛暑🌞に天気の急変🌪に…昔の夏とはちょっと変わってきているな…と実感している今日この頃です🌴💦
皆さまぜひ、熱中症や感染症など、体調管理に気を付けてお過ごしください(`・ω・´)🍧
さて、シリーズ化してお送りしております、連載『教えて!マイナ保険証』。
今回は、第三弾として、『マイナ保険証を使ってみよう!』をお送りいたします♪
色々なメリットがあるマイナ保険証ですが、いざ使うとなった場合には、どうすればよいのでしょうか??
薬局におけるマイナ保険証の使い方
調剤薬局でマイナ保険証による受付をする場合には、各薬局に設置してある専用の『顔認証付きカードリーダー』を使用します。
当薬局では、受付で処方せんをお預かりした際に、受付に設置してあるカードリーダーで、マイナ保険証による受付もお願いしています。
①カードの読み取り
マイナ保険証を、顔認証付きカードリーダーの所定の位置に入れてください。カードが読み取られ、受付が開始されます。
②本人確認
顔認証、または4桁の暗証番号入力のどちらかを選択して、本人確認を行います。
・顔認証の場合
→カードリーダーの画面の枠に顔が収まるようにしてください。マスクをしたままでもOKです。
・暗証番号の場合
→マイナンバーカードを申請した時に設定した、4桁の暗証番号を入力してください。
③情報提供に関するいくつかの質問に答える。
続いて、過去の診療・薬剤情報や健康診断に関する情報など、医療や健康に関する情報を、薬局側に提供することに同意するか、ご自身の意思を確認するための質問がいくつか表示されます。
薬局への情報提供に同意される場合には、“同意する”を選んでください。その場合、提供された情報をもとに、薬剤師がお薬の相互作用のチェックなどを行い、より良い医療の提供のために活用させて頂きます。
同意されない場合には、“同意しない”を選んでください。マイナ保険証で受付をしたとしても、“同意しない”を選べば、その情報は薬局側には提供されません。
④『高額療養費制度』の利用についての質問が表示される。
最後に、『高額療養費制度』の利用についての質問が表示されます。
『高額療養費制度』とは、医療機関や薬局の窓口で支払った額が、ひと月(1日から終わりまで)で上限額を超えた場合に、その超えた金額を支給する制度です。上限額は、年齢や所得などによって定められています。
・『高額療養費制度』を利用しない場合
→何もせずにカードリーダーからカードをとってしまってOKです。
⇒これで『マイナ受付完了』です。
・『高額療養費制度』を利用する場合
→限度額情報(保険者番号や限度額に関する適用区分など)の提供に同意するか?という質問が表示されるので、“同意する/同意しない”のいずれかを選んでください。
“同意する”を選んだ場合には、従来は必要だった限度額証明書などを薬局の窓口で提示しなくても、高額医療費制度が適用され、窓⼝で限度額以上の⽀払いが不要になります。
“同意しない”を選んだ場合には、従来通り、限度額証明書の提示が必要となりますので、ご注意ください。
⇒これで『マイナ受付完了』です。
なお、顔認証付きカードリーダーで表示される画面は、その機械を作るメーカーなどにより多少異なる場合もありますが、大まかな流れは大体同じだと思われます。
☆補足:従来の健康保険証と違って毎回受付が必要なので注意!☆
従来の健康保険証は、月1回もしくは変更時のみ薬局に提示することが多かったと思います。しかし、マイナ保険証は、ご来局のたびに受付して頂く必要がありますので、ご注意ください!
いかがでしょうか?
初めは戸惑うこともあるかも知れませんが、何回かやっていくうちに、次第に慣れていくのではないかと思います。
「マイナ保険証で受付してみたいけど、なんだか難しそう…」とマイナ保険証の利用をためらっている方は、ぜひ一度、トライしてみてください♪